こんにちは！
有限会社ナガヒサ建装です。
弊社では、広島県福山市を拠点に全国各地で、店舗や商業施設・オフィスなどを対象に内装工事を手掛けています。
また、オーダーメイド家具の製作にも力を入れています。
店舗工事を考えている方に必ず知っておいていただきたいのが内装制限です。
意外と知らない方が多く、新規開業するにあたり「イメージしていたお店のインテリアがつくれない……」ということも少なくありません。
内装制限は遵守しなければ罰則の対象となります。
今回は、「店舗工事を検討中の方が知っておきたい内装制限とは？」をテーマにお話ししたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
内装制限とは
内装制限とは、火災による被害を最小限に抑え、避難時間を確保し、人命を守るために、室内空間に使う材料の種類や、その素材を用いる範囲に関する規定のことです。
国が定めた建築基準法によって、その内容が決められています。
火を使う飲食店だけでなく、物品販売業を営む店舗、延べ床面積や階数によってはオフィスにも適用されます。
店舗にとって、インテリア空間は集客の命綱です。
内装工事は、業者が行うものではありますが、内装制限の基本的な知識があれば、業者に任せきりにせず、計画段階でコンセプトを詳細に詰めることもできます。
内装制限の対象となるのは、壁・天井に使用する材料と範囲です。
壁・天井の仕上げを燃えにくい材料にしなければなりません。
また、範囲については、床を基準とした1.2メートル以上の壁から天井にかけて用いることが必要です。
燃えにくい材料とは、難燃材料を指します。
難燃材料は、火が触れてから5分間は燃えないという基準を満たした材料です。
紙やゴム、プラスチック、繊維など可燃性のものであっても、難燃剤を添加したさまざまな建材が流通しています。
おしゃれな不燃クロスを出している大手メーカーもあります。
窓がない居室や調理室などの場合には、準不燃以上の材料を床・壁全面に使わなければなりません。
準不燃材料とは、火が触れてから10分間は燃えない定義された材料です。
部屋の用途や窓の有無によって、異なる規定が適用されるので注意しましょう。
また、内装制限では、建物によって火災の煙を排除する設備が必要になります。
それが消防法における内装制限です。
床面積500平方メートルを超える特殊建築物や、3階建以上で床面積が500平方メートルを超える建築物が対象です。
このような建築物では、自然排煙設備となる窓、あるいは大きめの換気扇のような機械排煙設備が必要になります。
理想の空間をつくるための緩和策
内装制限によって「思い通りのインテリア空間がつくれない……」と諦めてしまう方もいるかもしれません。
特に、木の使用は難しく思われがちです。
しかし、内装制限の緩和策をうまく活用することで、木を使ったナチュラルな雰囲気のインテリア空間を作れます。
天井の高い物件を選んだり、天井を高くしたりすることが、緩和策の一つです。
床から天井までの高さが6mを超えていれば、内装制限の対象にならないためです。
また、スプリンクラーなどの消火設備と排煙設備を設けることも緩和策として挙げられます。
天井を準不燃材料で仕上げるのも効果的です。
ただし、壁に使う木材には、表面に不燃性を含む下地用パテを下塗りしたものを使用したり、難燃材料と組み合わせたりといった条件が課されますので注意しましょう。
内装制限では、壁に加えて、天井のつくりも大きなポイントになります。
内装工事・家具製作なら弊社にお任せください！
ナガヒサ建装では、店舗や商業施設・オフィスなどを対象に内装仕上工事を承っております。
確かなノウハウを駆使し、プランの提案から施工まで一貫した対応が可能です。
また、ナガヒサ建装では、オーダーメイド家具の受注製作も業務の一つです。
お客様のご意向をデザインに反映させることを大切に考えています。
図面の作成から家具の製作・設置まで対応しております。
お見積もりは無料です。
オーダーメイド家具、内装工事業者へのご用命は、ナガヒサ建装までお気軽にどうぞ！
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